リアノンハリスさんからのメッセージ💖
お写真は、ボタニカ2016の主催者のリアノンハリスさんとブライトンで。
リアノンさんとのお話をみなさまにも、シェアさせていただきたいと思います。
リアノンさんが、今回のボタニカにおいて記憶に残ったのは、
46カ国もの世界中の国々から400人余りの人を迎えることができたことだそうです。
リアノンさんがボタニカの会議を2012年に初めて開催したときに夢に思っていたことは、真の世界的なアロマテラピーに関わる学びの場、密度の濃い交流の場を作ることでした。今回は、この夢が叶い、とても嬉しそうでした。
各国のアロマテラピーの発展について、リアノンさんは、10年前には随分と違いを感じたそうですが、最近はその違いが小さくなってきているようです。
例えば、近年のフランスにおける病院やホスピスでのアロマテラピーの進展を例にとってみても、以前の厳格な医療的アプローチが緩和され、よりホリスティックな手法が取られるようになってきたそうです。
アメリカや他の英語圏では、アロマセラピーを行う専門家に対する教育がより厳格になり、医療的なエッセンシャルオイルの使用も取り入れられるようになりました。
今後は、スロベニア、クロアチア、チェコなどの国から興味深い進展が報告され始めるのではないかと感じているそうで、これらの国は、欧州や世界各国への情報発信を強めています。クロアチアの薬剤師、植物・アロマテラピストのStribor Markovic氏はその一例で、ボタニカでも、彼の女性の健康に関する植物・アロマテラピーの発表はとても意味深いと思ったようです。
アロマテラピーの世界はとても早いペースで発展していますので、最先端の動向を注視しつつ、日頃のセラピーを行うことの大切さについてもお話し下さいました。
今、アロマテラピーの分野で、研究が進んでいる分野はどこかと考えると、癌を含めた腫瘍学、そして、緩和ケアです。そして、今後更に研究が進むと良いと考えているのは、高齢者介護や医療の分野とリアノンさんはお考えの様子。
その思いから、ボタニカには、嚥下障害の研究を行っている海老原博士、そして、未来に実行すべきことに関わる記憶、いわゆる展望記憶の研究を行っているMark Moss博士をご招待し、発表をお願いしたそうです。
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